手入力が必要なマイクロメータ、ノギス、シリンダーゲージなどの効率的なデータ管理は品質管理者が抱えるテーマです。EXCELへデータ集約する場合も、設計値、公差情報などを図面から転記し、データ入力用のフォームを作成する手間がかかります。
またEXCELなどのファイルベースで管理された情報は工程能力を計算したり、長期間の傾向を監視、分析する場合、データを一か所に集約する作業が必要で、データ活用に至るまでの高いハードルとなっています。i-Recordはこれらの問題を一括して解決します。

図面情報ダイレクトインポート機能
測定値の合否判定を行う場合、設計値や公差の情報が必要です。多点を測定する場合、測公差や設計値を検査成績書に入力するのは非常に手間な作業であり、記入ミスも発生します。i-Recordは設計値、公差情報などを図面ファイル上の必要な項目をドラグして囲むだけでダイレクトにインポートする事が可能です。
測定準備時間を大幅に削減し、入力ミスが無くなります。
設計変更があったも変更後の図面から必要な部分だけをドラグしてインポートするだけで検査成績書の設計値、公差情報を更新する事が出来るため、変更に対し柔軟に対応可能です。

アラート発報
公差外、高い公差使用率に対し、アラートを表示します。個々の測定データに対しては合否判定限界、仕様限界などの複数の閾値を設け、別々にアラートを発砲させる事が可能です。
また個々の測定データだけでなく、管理図(Xbarチャート、Rチャート)に対してもアラートを設定できるため、傾向に変動が発生した際にもアラート情報を発砲させることができます。

トレーサビリティ情報入力支援
品質管理にはトレーサビリティ情報が必要な場合があります。測定値入力前後に入力画面を自動でポップアップさせ、シリアル番号などに代表される、トレーサビリティ情報の入力漏れを防止します。
作業者が入力するトレーサビリティ情報の表示/非表示、選択肢、表示内容はユーザ自身でカスタマイズする事ができます。

i-Reportと組み合わせて作業時間大幅短縮!
i-Recordは図面から設計値、公差情報をインポートし、素早く検査プランを作成します。
検査プランの手順に従い、データを入力するだけで、部品や製品別に仕分けされたデータが自動的にデータベースへ保存されます。トレーサビリティデータ入力用ポップアップ機能で、情報の入力漏れを未然に防ぎます。
一方、i-Reportはi-Recordのデータベースから部品情報やロット番号、シリアル番号などで当該データを素早く検索して抜き出し、任意のEXCELフォームへデータを出力する事が出来ます。一般的な「EXCEL形式で出力」とは一線を画す仕様で、どんな変則的なフォームでも対応可能です。
同じデータベースから仕向け先、客先別に成績書のフォームが異なっていても、全く問題ありません。1回データの出力先を指定してしまえば、以降はシリアル番号やロット番号を選択するだけで所定のセルへ狙ったデータを出力します。i-Reportとi-Recordはノギス、マイクロメータ、シリンダゲージといったマニュアルゲージのデータ管理とレポート作成に最適な組合せです。
