i-Analyzer

i-Analyzer は、品質データ分析機能を提供するオールブラウザベースのソフトウェアです。

完全ブラウザベース

INDEQSシリーズの最大の特徴は全ての機能をブラウザベースで提供しているという点です。現在市場で提供されている品質管理ソフトや分析ソフトウェアは主にデスクトップアプリケーションで提供されていますが、バージョンアップ時に多数のクライアント端末ソフトの配信、インストール、アンインストール作業がIT管理者の大きな負担となっています。この事が原因でアップデートされないままのソフトが残り続け不具合を引き起こしたり、老朽化して使われなくなる原因となっています。INDEQSシリーズはインターネットブラウザをインターフェースを採用する事でこの問題を解決しました。

フィルタリング機能

i-Analyzerはデータベースに登録されている品目の概要を提供します。 登録済みの品名、品番、検査特性などを素早く確認できます。日付、シリアル番号、設定した条件で簡単にデータの抽出や並べ替えが可能です。
フィルタリング機能により、大規模なデータから分析に必要な最小限のデータセットを読み込む読み出し、短時間で分析作業が可能です。
部品または特性情報をブラウザ画面から直接編集してデータベースを更新できます。                                                                             

品質管理必須チャートを完備

i-Analyzerは、グラフ、ヒストグラム、管理図、箱ひげ図、散布図など、品質保証に必要なグラフを提供します。必要に応じ、画面上に表示するグラフ数を指定したり、色や大きさを自由に設定可能です。
グラフの拡大縮小、スクロールはデスクトップアプリケーションと比べても遜色の無い直観的な操作が可能です。

相関図

特性間の相関図は用途により2つの表現方法が可能です。

ヒートマップ:
全特性間の相関の一覧を表示します。相関の強弱や相関の正負を表示色で瞬時に見分けられます。

バーチャート:
バーチャートは、選択した特定の特性とその他の特性を比較し、最も相関の強い特性を左から順に並べて表示します。上位トップ10、トップ5の絞り込みも可能です。

AIによる生産パラメータの影響度分析

1つの部品が完成するまでに使用される設備が1つしかない事は稀です。多くの場合、数工程を経て、複数の設備を通過し完成に至ります。それら設備の挙動や生産条件を変化させる要素は無数に存在します。例えば工作機械なら、送り速度、主軸回転数、温度、工具摩耗量、クーラント供給量等が考えられます。生産された製品の品質は生産条件要素の集大成です。それら要素を説明変数とし、他方、品質検査結果を目的変数として捉えます。目的変数を左右する説明変数は通常複数存在しますが、その中でも特に大きく結果に影響を及ぼす説明変数をAIで導き出す事で、生産上の課題や改善点を素早く洗い出します。

i-Analyzerの動作を動画をご覧頂けます。下記ボタンをクリックすると動画が再生されます。