会社名 | 株式会社プロセスアーツ |
本社所在地 | 〒130-0026 東京都 墨田区 両国 3-18-4 |
主な事業 | 品質データ管理ソフトウェアの開発、販売 工程データ管理のコンサルティング |
資本金 | 10,000,000 円 |
営業時間 | 月 - 金 9:00 AM - 5:00 PM (祝祭日を除く) |
代表電話 | 03-5638-8031 |
お問い合わせ | お問い合わせページよりお願い致します。 |
社名の由来
Process Art とは、アート作品として完成した完成形よりも、作品をつくる過程(Process) を重視し、素材や技法の特性に焦点を当てる表現です。
工業における作品とは言うまでもなく製品ですが、途中経過(Process) を表現するのは生産条件パラメータや、検査結果データです。当社のソフトウェアは製品が出来上がるまでの過程(Process) にフォーカスし、データに隠された品質改善や生産技術革新に繋がるヒントを詳らかにする行為を作品(Art) と位置づけています。我々は製造工程データを専門に扱うデータの職人集団(Artisans) としてお客様の生産プロセスの改善や品質向上をお手伝い致します。
デジタル技術による生産技術の継承を目指して
品質分析結果は単なるデータの統計的な解釈に過ぎず、それ自体に価値はありません。データから経済効果をもたらすには、
分析結果を改善アクションにつなげる必要があります。
しかし特別なことは必要はありません。必要なのは、仮説とそれを証明するためのデータです。改善に繋がる仮説のヒントは普段の工程中に多々見受け
られます。
例えば、このような例があります。
「1号機と2号機を同じ設定で使用しているのに、なぜか1号機の不良品が多く発生する。」
「午後のシフトになると加工機の精度が低下する」
このような仮説が正しか否か、長い時間の中で経験的に判断できるようになる事もあります。しかし傾向や事象を説明できなければ属人的なノウハウにしかなりません。データが無ければ正確な原因も分からず、改善するための根拠となるす数値も示す事ができません。
最初の例の場合、設備ごとに機械の設定パラメータや治具の情報を収集することで、差異を発見し原因を特定できる可能性があります。
2つ目の事例の場合は、時間経過に伴い変化する温度や工具の摩耗などの設備データを製品検査データと紐づけて収集、分析することで原因を究明できる可能性があります。
ほぼ全ての工程内品質データや生産条件のパラメータは製造設備や検査装置から出力されます。人の意思が介在する売上動向、株価などのデータとは異なり、機械は気まぐれに挙動を変えることはありません。したがって、工程内で特定の傾向を発見できた場合、自動化された工程ほど再現される可能性が高いのです。
再現性の高い傾向がデジタルデータ上で見つけられたなら、修正、補正が可能であることを意味し、企業として継承可能な生産技術という大きな資産と成り得ます。